「ハロー」では後光は差さない

会社の人事考課などの講義を受けてると、「ハロー効果」というのを聞きますよね。でもこれは「こんにちわと挨拶することの効果」ではありません。

先日も「企業での国際人材の上司の評価」という内容で、大学教授の講義を聞く機会がありました。その中でも、このハロー効果という言葉が出てきました。

さすが学者らしく、オリジナルの英語をホワイトボードに書いて説明してくれました。
教授は「こんにちわのhello ではなくて、英語では・・・ 」と halo effect と書きました。「英語では、ハロー・エフェクト と言います。halo は後光、仏様の頭の後ろに丸く広がっているの、あれですよ」

そう、halo は、「後光が差す」の「後光」の意味です。でも、うーん。L の正しい発音とか仕方ないので横に置いておいたとしても、まだこれでは英語として正しくないんです。

hallo の発音記号は、héɪloʊ】。あえてわかりやすくカナカナ表意するなら、<ヘイロウ>です。

発音記号 ヘイロウ  Lの発音は難しいですが、カタカナ表記でも、もう少し原音に近づけられますよねえ?

ビヨンセの歌に、「hallo 」というのがあります。hello. とhallo では発音が全く違うことがお分かりいただけるでしょう。


意外と使える「アイデンティティ」

「アイデンティティ」と聞くと、日本人は学校で習う心理学的な「自己認識・自己同一性」の特殊な用語だと思うかもしれませんが、英語のidentity [aɪdéntəti]は「同一であること」「本人であること」「身元/正体」の意味で、実はもっと身近に使われます。


reveal one's identity で「身元・素性を明かす」


この動詞形は末尾 -ty -fy に変えて  identify [aidéntəfài] 。あえてカナカナで現すと<アイデンティファイ>


意味は「(本人/本物であることを)確認、識別する」「身元を確認・(問題/物事の本質を)特定する」。


トヨタ生産方式なんかの解説本には、こんな文で identify が使われていたりします。


You’ll be able to identify the root cause of a problem after asking “why” five times.

「Why(なぜ)」を5回繰り返せば、問題の真因が特定することができるでしょう。

引用元


最近セキュリティ強化でよく使われる「ID card は、 identification card」の略。



「ハンディ」より「キャップ」をつけて

ゴルフなどでも使われる「ハンディキャップ」という言葉、略して「ハンディ」とか「ハンデ」とか言われますよね。「ハンデをつけてやるから、お前もやれ」とか。

英語では、ハンディキャップの「キャップ」を略したまま言っても通じません。英語では略さず handicap [hǽndikæ̀p]です。

意味は「不利な条件」「身体/精神的な障害」

発音:(わかりやすくカタカナ化すると)ハンディキャップの<ハ>は、ǽ の発音記号で表される アとエの間のような音になり、そこにアクセントを置いて発音します。

英語の handy [hǽndi]は、「便利/手軽な」という意味なので、これ自体「ハイディキャップ」とは関係ないですね。日本人の耳には慣れた言葉なので、これを機会に英語の意味も覚えてしまいましょう。

This tool is handy for cooking.
この道具は料理に便利だ。

ome in handy (〜に役立つ/重宝する)という英検とかTOEICの試験に出そうなイディオムもあるので、ついでに覚えておきましょう。
 A waterproof bag might come in handy.
防水バッグが役に立つことがあるかもしれません。




外国人観光増加で、ますます気になるカタカナ英語

昨日実家に帰って、テレビをふと見ると、ある有名な観光地の飲食店に外国人のお客さんが来た時の対応に関するバラエティ番組が流れていた。

いわゆる英語圏だけではなく、ヨーロッパやアジアの人達も登場していましたが、番組のレポーターとの会話は全て英語でされていました。

通訳者がついているわけではないため、レポーターの人達が、上手いとはお世辞にもいえない英語を駆使して色々話を聞いていました。そうなると、きちんとしたセンテンスで話をするのは無理で、最後は知っている英単語の勝負になります。その場合、肝心の英単語の発音が全然通用しないものだったり、意味あいが全然違ったものだったら、これは話になりませんよね。

英語が苦手な人にこそ、「片仮名英語ブートキャンプ」のようなものに触れてもらうと、ちょっとしたコツや知識で単語レベルのコミュニケーションの助けになると思います。

これからはもっと頻繁にアップデートしてゆきますので、どうぞよろしく!

益々増えるカタカナ語(文化庁調査結果)

文化庁の平成27年度「国語に関する世論調査」によると、日本語の中でのカタカナ語の使用頻度がますます高まっているそうです。
(産経新聞記事・画像参考)

国語調査

例えば、く「リベンジ」を使う人の数が「雪辱」の三倍にも上るとか。「運動選手」ではなく「アスリート」。「競技場」ではなく「スタジアム」を使うなど、会話やメールの中にカタカタ英語が普通に使われるようになっているとのこと。

実際、自分自身や日々の生活、テレビ・印刷物を見渡しても、確かにそんな感じですよね。

カタカナ語の氾濫自体は、時代の流れもあり、それはそれで良いと思いますし、英語学習の面でも、それだけ親しみの有る単語が増えるわけなので、お得といえばお得です。

ただ、英語を話す日本人にとっては、発音に注意が必要なのも確か。

アスリート athleteの発音・アクセントは発音記号で表すと [ǽθliːt]なので、<エ>と<ア>の中間音で、アクセントをこの<エァ>に置いて発音する必要がありますし、θ も有りますので、できるだけ近い音で発音できることが望ましいです。θが無理でも、せめてアクセントの位置を間違えないようにしましょう。

スタジアム stadiumは発音が [stéidiəm]なので、かなり違って聞こえてしまうでしょう。英会話の中では、せめて ステイディアム>(太字にアクセント)と、カタカナで表現出来る程度に正しい発音を心がけましょう。



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