英語では「ハンバーグ」は存在しない

hamberg.jpg

上は「OUTBACK」というステーキハウスのメニューの一部です。外国人客が多いお店なので日英併記になっていますが、Chopped Steak (ハンバーグ・ステーキ)に注目してください。日本語と英語で名称を変えているのが分かると思います。

このひき肉で作られる料理は、もともとドイツの「ハンブルグ」スタイルのステーキということで、hamberger steak と呼ばれているものです。日本ではミートパティ(meat patty)をパンで挟んだものが hamberger (ハンバーガー)で、パンに挟まずにそのまま食べるものがハンバーグだと誤解している人がほどんどではないでしょうか。

実は英語には「ハンバーグ」という言葉はありません。パンに挟まなくてもミートパティを調理したものは hamberger / / burger です。ですからもし「私はハンバーグが好きです」などと「ハンバーグ」と言いたい場合には、hamberger steak と言えばいいと思います。


(8:27過ぎ辺りから再生してください。このビデオを見ると、ミートパティ自体を「bureger」と呼んでいるのが分かると思います)

日本のハンバーグには肉以外のつなぎを多く混ぜているものが大多数ですが、英語だと別の名称の食べものになるようで、「salisbury steakなどと呼ばれるそうですが、僕もよく知らないので、覚える必要もないかと思います。

それからハンバーガー型のパンにフライドチキンなどミートパティ以外のものを挟んだものまで日本では「〜バーガー」と呼びますが、これはおかいしいです。

burger =「(円形の)パンに具をはさんだもの」という定義は間違っています。ミートパティ以外を挟むならそれはいわゆる「sandwitch(サンドウィッチ)と呼ばれる食べものになります。ハンバーガー店でもマクドナルドに行くと、さすが一応アメリカの会社だけあって、ビーフ以外でチキンなどが挟んであるものには「〜バーガー」という名称はつけずに、「マックチキン」などと呼んでいるのがわかると思います。

(ちなみに、ハンバーガーもサンドウィッチの一種で、hamberger sandwitch と呼ばれることもあります)

てなわけで、モスバーガーの「ライスバーガー」などのように焼き肉やきんぴらゴボウを挟んだものは、「ライス・サンドウィッチ」、または「焼きおにぎり」と呼んだようが良いのでは・・・とも思ったりするのですが、まあ、美味しいから良しとしましょう。

モスバーガー、大好きです・・・。



英語だと分からなくなる「ホンダ・オデッセイ」

なにげなくNPRのラジオを聴いていたら、Honda のあるミニバンモデルがリコールになったというニュースが流れてきました。

「アーディスィー」

なんとなく車種が想像できる方も、さっぱり見当がつかない方もいることでしょう。答えは「オデッセイ」です。ラジオを聴いていて僕は「ああ、これは普通に日本人が聴いてもどの車種か想像つかないかも」と思いました。

Honda のOdyssey。英語の発音は、こんな風です。
(以下のビデオの中でアメリカ人が車種名を言いますので注意深く聴いてみて下さい)


Odysseyとは「長い放浪の旅」という意味です。もともとギリシャ神話のオデュッセウスから来ているので、「オデッセイ」という日本語表記は、おそらくこちらを元にしているのでしょう。ただ英語になると全然音が違います。

僕は、odyssey という英単語を、昔のTVドラマ『西遊記』で使われたゴダイゴの曲「Celebration」の歌詞で覚えました。英語の歌でしたから英語の発音で。

この車を持っている方、英語で「オデッセイ」といっても全然通じないので、英会話をするかたは注意して練習しましょう。

この車に限らず、車種名は英語だと発音がかなり違う事が多いので、気になる方は辞書をしらべてみるといいでしょう。

「with」チーズ はどこへ消えたの?

quaterpounder7.jpg


僕はよくマクドナルドへ行くのですが、いつも気になるのが、「クォーターパウンダー」の日本でも名称。ご存じでない方のために簡単に説明すると、クオーターパウンダーというのは、文字通り4分の1パウンド(ポンド)の肉を使ったミートパテを通常のハンバーガーより二回りぐらい大きいパンではさんであるやつのこと。アメリカはじめ、オーストラリア、ヨーロッパなどでは、ずっと以前からメニューに載っていたもので日本に導入されたのは5年ほど前だったと記憶しています。アジア人は小食と思われていたせいか、日本やその他アジアのマクドナルドにはこのクォーたーパウンダーというやつが、これまで導入されていなかったみたいです。

そのクォーターパウンダーにチーズをはさんだものは本当は「Quarter Pounder with Cheese」という名称なのですが、、なぜか日本では「クオーターパウンダー・チーズ」となっています。何が違うか?そう<with>が抜けているのです。with がないと、まるでチーズ自体が4分の1ポンドあるみたいにも聞こえます。おもしろいことに、マック店内のポスターをよく見ると英語では(小さな文字ですが)しっかり「Quarter Pounder with Cheese」と書いてあるのです。このハンバーガーの紙製容器にも、「Quarter Pounder with Cheese」と印刷してあります。日本マクドナルドは、日本人はwithが入ると、このハンバーガーの名前を覚えられないとでも思っているのでしょうか? それとも、単に名前を短くしたかっただけなのか? 

with を抜くなら、「チーズ・クォーターパウンダー」にしたほうがマシだと思ったりもします・・・。

こうやって、和製英語や間違い英語が、日本語の中にカタカナで入り込んでいく、という一例でした。僕はそうしているんですが、このもしマックでクォーターパウンダーを注文するときには、あえて「with」を入れてみませんか。

range と「電子レンジ」

「電子レンジ」は英語では microwave oven、または縮めてmicrowave。「レンジ(range)」とは元々ガスコンロ(
kitchen stove)のことを指し、おそらく日本では単純にそれに「電子」をくっつけて命名したものと思われます。

【例文】
I heated up some curry in the microwave.
電子レンジでカレーを温めた

英語学習者にとって重要表現とはいえませんが、電子レンジが電磁波で分子レベルで暖めることから、「電子レンジで温める」という動詞にnuke (元々「核兵器で攻撃する」の意味)を使うこともあります。映画やドラマなどでは出くわすかもしれません。

Nuke it a bit to heat.
電子レンジに少しかけて暖める。
プロフィール

Tadster

Author:Tadster
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2プロフ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR