「アウトソーシング」に頼ってはダメ?


「○○の製造を、アウトソーシングに出す」などというように、近年ますますよく見かけるようになった「アウトソーシング」という言葉は、「外注すること」という意味で日本に定着しています。

outsourcing [aʊtsɔ́rsɪŋ]

発音に注意して下さい。末尾の cing は、<シング>でなく<
スィング>です。新聞雑誌の報道で使われるような日本式カタカナの発音に頼ってはダメです。しっかり発音記号も確認しましょう。

×アウトソーシング → ○アウトソースィング

さらにいうと、最後の -ng は本当は<グ>でなく<んぐ>という感じの発音になります。

動詞で、outsource というと、「外注する・外部に委託する」という意味です。

Apple outsources its manufacturing to a few companies in Taiwan.
(アップルは、製造を台湾にある数社に委託している)

もともと source は、「源」で、「情報源、発生源」の意味ですが、動詞として「(別の会社などから材料や製品)を仕入れる」という意味の動詞でもあります。

The company will source the material from China.
その会社は原材料を中国から仕入れる予定である。

先日も Appleの次期iPhoneに関する記事にこんな文がありました。

Sapphire glass cover will finally become a reality in time for the rumoured iPhone 7 release date in 2015 and Apple will reportedly source the material from its long-time manufacturing partner in China - Foxconn.

噂されるiPhone 7 の2015年発売のタイミングで、ついにサファイアグラスカバーは現実のものとなるでしょう。伝えられるところによるとアップルは、その素材を中国にある長年の製造パートナー - フォックスコン - から調達することになるとのことです。

International Business Times 「Apple iPhone 7 Confirmed to Get Foxconn-Made Sapphire Glass Cover on Release Date – Reports」より

「オッケー」はOKじゃないです

「OK」という言い方は日本語の中に完全に溶け込んでいます。基本的に英語の中での使い方と同じです。ただ、発音にだけ注意が必要です。

よくOKを英会話の中でも「オッケー」という人がいます。また日本語では一般的に「オーケー」と表記されることが多いですね。これって英語の発音的にはどうなんでしょうか?

英語 OK (okeyとも綴ります)の発音は[òʊkéɪ] ですので、Oは<オウ>、Kは<ケイ>となります。
× オーケー → ○ オウケイ

早口で言うときにはあまり気にならないかもしれませんが、特にゆっくり「OK」と言ったときに明らかな差が出てきます。

そもそも日本人はアルファベットの読み方自体が、カタカナ化しているんですね。

母音の音は「要するにアイウエオなんだろう?」と軽く見られがちですが、<オウ><エイ>のように母音が二つ並ぶ二重母音というのがあるのを覚えておいて下さいね。

日本語では何も考えず「オー」「エー」と表記して伸ばしているもの、じつは違っているんですね。そのままでも通じることも多いですが、こうしてカタカナで表記できるぐらいで簡単ですから今すぐ直すようにしましょう。

【例】
road [roʊd]  × ロード → ○ ロウド
coat [koʊt] × コート → ○ コウト

day [deɪ] × デー → ○ ディ
communication [kəmjùːnɪkéɪʃ(ə)n]
×コミュニケーション → ○コミュニケイション(コミュニケイシャン)


*語尾を母音で引きずらないように

「あなたの英語はカタカナ丸出し」といわれる人は、こういった点に注意するだけでだいぶ英語らしい発音に変わるはずです。

↓0:25過ぎの「OK」聞き取れますか?

アドレスで「取り組む」

address [ədrés]
     [ǽdres] (米)

もともとは「宛名、住所」という意味で、最近は「Eメールアドレス」という意味でよく使われる。
an opening address「開会の辞」のように式典などでのあいさつ、公式な演説 という意味もある。

また動詞になると、「郵便の宛名を書く」「~に宛てる」という意味。それから「(問題などに)取り組む」という意味もある。

We have to address the issue.
(我々はその問題に取り組まなくてはならない)

「アンケート」の代わりに「クエスチョネァ・サーヴェイ」を

「アンケート」は英語ではありません。英語では questionnaire [kwèstʃənéər]
、あるいは survey [sərvéɪ]といいます。

英語を勉強している方、とくにTOEICを受験する方は、一度インターネット上で英語のsurvey に回答してみるといいかもしれません。質問事項に対する様々な回答の選択肢を見ながら意味を考えて、時には知らない単語を辞書で調べたりしながら答えていくうちに、英語力もつくことと思います。

アナウンスメントをアナウンスする

「場内/車内アナウンス」「政府からのアナウンス」などのように使われる「アナウンス」ですが、英語 announce [ənáuns]は「発表する、公示する」「放送で告げる」という意味の動詞です。

It was announced that Steve Jobs has passed away.
スティーブ・ジョブズが亡くなったと発表された。

「発表、公表」「知らせ」という名詞の意味で使いたいなら 語尾に -ment を付けて announcement (アナウンスメント)と言います。


make an announcement of (about)
~を発表する

in-flight announcement
機内放送

客室乗務員による放送なら「flight attendant announcement」、機長による放送なら「airline captain announcement」などといった言い方になります。




<注意>
このブログの説明に出てくるカタカナ表記は、あくまで発音の目安です。正しい発音は発音記号に従って、なるべく本来の標準的な英語の音に近づくようにするのが理想です。
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