GODZILLAの発音は<ゴジラ>?

ハリウッド版映画のおかげで、日本発の怪獣ゴジラ人気が復活しているようです。

この映画に出演している渡辺謙が、「監督から英語の「Godzill」で発音してほしいと言われたが、そこだけはこだわって拒否した」と語ったという記事を新聞やWebで読みました。

もともと「ゴジラ」というのは「ゴリラ」と「クジラ」を合成して出来た名前だから、GOJIRAが正しいんでしょうけど、アメリカ人がGODZILLAにしちゃったので、<ゴッズィラ>と発音するしかなくなります。

関連記事で「英語ではGODZILLAを<ガッジーラ>と発音する」と説明しているが、実は「ジ」と「ズィ」が違ってますね。Godzillaのように zi と綴ると英語は<ズィ>という発音になります。

渡辺謙のがんばりで<ゴジラ>という発音も世界に広まれば、それでいいのでしょうが、英会話の中でなら今後も「Godzilla」と言わないと「訛ってるなあ」と思われ続けるかも。

Godzillaは白黒映画の時代からアメリカでファンがいて、その名前をもじったネイミングなども時々見かけます。

元WWEのプロレスラーでスコット・スタイナーという選手がいました。彼のニックネームは「Freakzilla」。筋骨隆々の驚異的な肉体は「肉体的突然変異」という意味もある freak という言葉と、ご存じ Godzilla を混ぜ合わせた造語。ところが、プロレス放送当時の日本のテレビ字幕では、「フリークジラ」となっていました。それを見ていた日本の視聴者に「free(自由な)鯨(くじら)」だと勘違いした人が続出だったとか。

一般的に日本人は「ジ」と「ズィ」の音の区別が苦手ですので、Godzillaはちょっときついかもしれませんが、気をつけて練習すれば乗り越えられることだと思います。

全然必須の英単語の話でも何でもないですが、日本人の苦手な音にまつわる話でした。

ワイルドスピードってどんなスピード?



俳優のPaul Walker(ポール・ウォーカー)が交通事故で亡くなり、ファンだけでなく多くの人がショックを受けていることでしょう。彼を一躍有名にした主演映画のタイトルの邦題は「ワイルドスピード」ですが、英語の原題は「Fast and Furious」。日本の映画会社が「日本人にはなじみがない単語が使われている」という判断で題名を変えたのでしょう。ただこれも、せっかく一つ新しい英単語を覚えるチャンスを日本人から奪ってしまった例とも言えます。

シリーズ化され既に7作目まで公開間近なのですから7回もこの単語を日本社会に紹介する機会があったわけです。

では単語を見ていきましょう。

fast(速い)が分からない人はいないと思います。ではfurious はどうでしょう?

furious [fjúəriəs]の発音は、<フュぁリアス>。発音記号 [ j ] は <じゃ> ではなく「ヤ行」の音を表しますので、最初の fu が <フュ> になります。

「猛烈な、激しい」という意味の形容詞です。 「fast and furious 」で「熱狂的な、猛烈な勢いの」という意味になります。

ついでにfurious の使い方の例をいくつか。

furious storm
猛烈な嵐

furious attack
猛烈な攻撃

Steve Jobs was furious when he first saw an android phone.
スティーブ・ジョブズは最初にアンドロイドフォンを見て激怒した。

ボキャブラリーなどしょせんは慣れの問題もあります。最初は難しいと思う単語も何度も見たり耳にしているうちに覚えてしまうものです。その意味でも映画の題名ぐらい原題のままで通して欲しいなあとつくづく思います。

ディスピカブルな俺



日本では「怪盗グルーの月泥棒」などと長ったらしい邦題になっていますが、英語の原題は「Despicable Me」。ちょっとなじみのない単語かもしれませんが、日本の映画配給会社があえてそのまま使ったら、日本国民の多くがこの言葉を学べたことでしょう。

despicable は「軽蔑すべき」とか「卑劣な」といった意味です。この場合「卑劣な私(俺)」とでもいった感じでしょうか。

depsicable の発音は [dɪspɪ́kəbəl]であえてカタカナ化するなら<ディスピカブル>でしょうか。発音を聞きたい方、以下のビデオをどうぞ。


ナイトミュージアム



2006年/ 2009年に上映された映画「ナイト ミュージアム」。博物館に展示されている人物や動物が動きだす奇想天外な展開のファンタジーコメディ映画です。

原題は、「Night at the Museum」で、直訳すると「博物館での夜」。邦題の「ナイト ミュージアム」だと「夜にオープンしている博物館」という意味に受け取れてしまいます。

でもこの映画は、警備員である主人公以外、人のいなくなった後の博物館でストーリーが展開するわけで、「ナイト ミュージアム」とすると、やはりおかしいのではないでしょうか。夜に見学者を入場させているならば、「ナイト・ミュージアム」と呼んでもいいのですが・・・。

第2作目の「ナイト ミュージアム2」では、たまたま本当に「night museum」となるのですが・・・、第1作目の時に日本の映画配給会社がそこまで先を読んでいた訳ではないので、あくまで偶然の産物。

この映画が流行ったあとで、日本では「ナイト○○」というのが、ちょっと流行して、動物園を夜まで開園して<ナイト・ズー(night zoo)>とかやっているようですが、元をさぐると、こういうことです。

2作目の邦題は「ナイトミュージアム2」と単純化されていますが、英語では「Battle of The Smithonian」という副題もしっかりついています。訳すと「スミソニアンの戦い」。

「battle of 〜」という言い方は、「Battle of Dan-no-ura(壇ノ浦の戦い)」とか、「赤壁の戦い(Battle of Red Cliffs)」のように歴史上の出来事(戦争)について話すとき知っていると役立つと思います。




【この映画の題名で使われている単語の発音について】

museum [mjuːzíːəm]
× ミュージアム → ○ ミューズィーアム
*第2音節の<ズィー>に強勢

「デスパレートな妻たち」



2012年で8シーズンに渡る長い放送期間が終了した人気ドラマ「Desperate Housewives Season 8(邦題は「デスパレートな妻たち」)。

Desperate Housewives の「desperate」の発音は、発音記号で表すと[déspərət]で、なかなか単純にカタカナ化するのが難しい語です。<デスパレット>、<デスペレット>とかいろいろ書き方があるかもしれませんが、一つ言えることは、<デスパレート>には絶対にならないということ。特にアクセントが最初の de (デ)にあるので、英会話をする人は注意が必要です。

残念ながら、この番組を日本で放映しているNHKの英語講座では教えてくれなさそうなので・・・。

上のビデオは実際のテレビ放送の冒頭で、"Previously on Desperate Housewives" といって、先週までの出来事を振り返っているところから始まります。 Desperate の発音を確認してみるといいでしょう。



Desperate Housewives ABC公式サイト






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