「シャルリ・エブド」は「R」病

イスラム教の予言者を風刺したとして襲撃を受けたフランスの新聞社「 シャルリ・エブド」。さて、事件に深く立ち入る前に、新聞社名の発音をちょっと気にしてみましょう。

フランス語ではありますが、Charlie hebdo と綴ります。cha と lie の間に「r」があるので、<シャルリ>と日本ではカタカナ化しているようです。これって実際のフランス語を忠実にカタカナに置き換えているのでしょうか?

フランスの r の音は「があ〜」っといったうがいをするような感じの音、といわれますが、それを「ル」という音に置き換えて果たして良いものでしょうか?  <ル>というなら Rのあとに<ウ>という母音がないといけませんが、この場合、r の次は子音の l(エル)ですね。日本人は子音の次にかならず母音を持ってきて発音する習性があります。r 音を全て日本語の「らりるれろ」の置き換えるのは外国語に関しては悪い癖といえます。僕はこれを「R」病と呼んでます。

英語のディスカッションなどで Charlie hebdoと言いたいなら発音的には<シャーリー・エブド>になります。(charlie は英語だとチャーリー)もちろん L音は別途しっかり発音する必要がありますが、あえてカタカナ化するならそうなるはずです。

では実際、フランス人は どのように発音しているのか?
フランス語のネイティブスピーカーが、Google translate の読み上げ音声がほぼそれに当たる、という書き込みを見つけました。さっそく試してみましょう。
*Google Translateのスピーカー印を押すと音声が出ます。

Charlie Hebdoのフランス語発音

うーん、やっぱりcharlie は<シャーリー>に聞こえますね。

ニュースビデオ

ジャッキーは「チェン」でなく「チャン」



俳優としてだけでなく映画監督、脚本家、歌手、コメディアンなど幅広い活躍を続けるこの人。(ビデオを見て下さい)

日本のメディアや映画の紹介では彼の名を「ジャッキー・チェン」と表記しますが、これは本当は正しくない。彼の本名のファミリーネームは漢字で書くと「陳」で、確かに北京語読みだと「チェン」となるが、彼は香港人なので、広東語の発音に従って「チャン」という発音になる。英語表記でも「Jackie Chan」です。

この人の名前はまだ「誤差」の範囲ですが、中国人の名前は日本語での読み方とかけ離れていることが多いのに対し、英語では現地での発音を元にしているので、英語のニュースやテレビ番組で中国人名が出てくるとお手上げだと思います。地名もそうですね。

直接英語の話ではありませんが、大切なので、これについてはまた別途特集組みます。
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