<パターン1> 誤発音型

<パターン1> 語発音型・・・発音が違っていて通じないもの

例:チップ(心付け)、キャリア(仕事)、ラベル 


1.チップ 

まずは「チップ」。「チップ」というと chip [tʃíp] に聞こえ、「切れ端・小片」という意味になります。コンピューターの半導体も chip です。カジノでお金代わりに使われるのもchip。ホテルやレストランでのサービスに対して感謝の気持ちで渡すものは、tip [típ]です 。カタカナで表すなら<ティップ>になるはずです。


2.キャリア

職業・経歴の意味でよく使われる「キャリア」はどうでしょうか。「キャリアアップ」といった言い方がよくされますが、これも英語としては変です。この意味の英語はcareer [kəríə(r)]で、発音は<カリア>と、[リ]にアクセントを置いて発音します。<キャリア>と言うと carrier [kǽriə(r)] という単語と紛らわしいです。これは動詞carry (運ぶ)に –er が付いて「運ぶもの→運搬する人、車」という意味。最近日本でも携帯電話会社を「キャリアー」と呼んだり、格安航空会社をLCC(low cost carrier)と呼んだりしておなじみになってきていますから、career と carrierは、なおさら区別する必要が出てきました。


3.ラベル

「ラベル」という言葉は、長年すっかり日本語の中に定着してきたので、「今さら・・・」といった感じもします。サッポロビールの「黒ラベル」が好きな方もいるでしょう。英語 label は[léibl] <レイブル>と発音します。<ラベル>と<レイブル>では相当音が違うので、日本人式カタカナ語ではまず通じないでしょう。

こんな風に、英語の原音と違った発音を基にカタカナ化されてしまったパターンが「語発音型カタカナ語」です。

知っているのに、かけ離れた発音で覚えてしまっているために会話で使うと通じない単語は、どうしたらよういのでしょうか。対策としてはやはり正しい英語の発音を知ること。発音が得意な人は本当の英語に少しでも近い発音を、苦手な人も、せめてカタカナで表せる程度には正確に発音できるようになりましょう。そのためには、辞書に載っている発音記号が読めるようになることが大切なポイントです。発音記号は、一通り学べばちょっとしたコツさえつかめば簡単に読めるようになります。
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